2017年07月26日

蜜蜂と遠雷

IMG_1886.JPG

ピアノコンクールが舞台の話題の本、読み終えました。
恩田さんの爽やかな文が馴染みやすく、厳しい世界へすんなりと誘導してくれます。

主要登場人物それぞれのコンクールプログラムが記載されているのですが、
それが人となりをよく表しています。
登場人物全ての演奏を聴いてみたい!

塵くんのような才能の進む先を見たいなあ。

教室に置いておきますので、生徒さんでも保護者の方でも、お手にどうぞ。
よければ、お貸しします。

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酷暑が続いています。
風邪や発熱のお休みも、ちらほら…
皆さま、ご自愛ください。

猛暑が続けば豪雨となり、被害のニュースには心痛みます。
この暑さの中でライフラインが切れた生活を強いられ、
避難をしなければならなくなるとは…

お隣の中国 上海では、もう一週間以上も最高気温40℃以上の日が続いており、
昨日の体感温度は、とうとう49℃になった!と聞きました。
数年後には日本の夏もそこまでになり、それ以上になるのかもと想像すると、
未知の暑さに恐ろしさを感じます😨
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8月レッスン受付日随時更新してます

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2016年08月04日

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2016年07月22日

船に乗れ!

船に乗れ! 1 合奏と協奏 (小学館文庫) -

船に乗れ! 1 合奏と協奏 (小学館文庫) -

船に乗れ! 2 独奏 (小学館文庫) -
船に乗れ! 2 独奏 (小学館文庫) -

船に乗れ! 3 合奏協奏曲 (小学館文庫) -
船に乗れ! 3 合奏協奏曲 (小学館文庫) -

久しぶりに、音楽関連の小説を読みました。
少し前に舞台化もされ話題を呼んだ、「船に乗れ!」
40半ばの今の「自分」が、音楽高校時代を回顧していきます。
珍しい設定だと思ったら、作者の自叙伝に近いようです。


音楽学校というと、学生皆、感性溢れて音楽大好きで…
…と思われるかもしれませんが、そんなことはないです。
なんとなく進学してきた人も少なくなく、
ましてや芸術的な人が演奏家になれるわけではないので、
一途な情熱を伴った抜きん出た才能がたまに出没するという点では、
音楽の学校でも普通科の学校でも一緒です。

1巻は、若い煌めきに溢れて、
2巻を読んでいる途中で苦しくなり、
もうこの先はいい…と、一瞬頭を過ったのですが、
3巻が素晴らしかったです。

作品全般に音楽が溢れており、
それも名曲ばかりでワクワクしますし、
音楽学校生あるあるのような出来事は具体的で面白い。
ですが、読み手が音楽や専門用語がわからなくても
理解できるよう平易に臨場感はたっぷりで描写されており、
作者の力量が凄いなあと感じました。

日々を何となく過ごす、
ごく普通の高校時代を送った人にも、
主人公の、只人の自分と向き合う試練や、
思春期の、時としてむき出しになる自棄、
取り返しのつかない残酷さ、
音楽の永遠性に救われるものと、
一生許されないもの、のどこかに、
僅かな共感を見出すのではと思います。

その後、限られた空間から飛び立ち、
大海に漕ぎ出した「自分」も少し語られます。
どんな船に乗っても航海は続き波に揺られる。
人生の折り返しに入った40代以上には、
突きつけられるものもあるかもしれません。

番外編の"再会"もよかったです。
船に乗れ! (3) -
船に乗れ! (3) -
番外編は、こちらに収録されています。

おすすめです♪


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